INVESTIGATIONDIAGNOSIS
調査・診断
コンクリート構造物の劣化状況は環境条件により発生原因が多岐に渡ります。
したがって現地調査により構造物と向き合うことがメンテナンス業務のスタートとなります。
当社では構造物の劣化状況を的確に把握し、構造条件や施工条件に合わせて品質が高く合理的な補修工法を提案します。
1.現地調査
外観目視調査
コンクリート構造物に発生しているひび割れ、浮きおよび漏水等の劣化状況を観察・把握し、写真やデーターシートに記録します。
はつり調査
コンクリート表面を部分的にはつり取り、試薬による中性化深さ試験や鉄筋の配筋状況を直接確認し、構造物の劣化評価を行います。
コア・サンプル最終
コアダイヤモンドドリル等を用いてコンクリートコアやサンプルを採取します。採取したサンプルを分析することにより、より具体的な劣化診断を行います。
2.非破壊試験
鉄筋探査
電磁波レーダー機器を用いてコンクリート表面から配筋状況やかぶりを推定します。
シュミットハンマー
圧縮強度推定試験
シュミットハンマーを用いてコンクリート表面の反発硬度からコンクリート強度を推定します。
電磁波レーダー機器
自然電位測定
コンクリート中の鋼材が腐食過程で発生する電位差を測定することにより、鋼材の腐食速度の判定・評価を行います。
超高画質カメラ
超高感度カメラ撮影(1億画素)
構造物の劣化状況を超高画質撮影で記録できます。近接目視が困難な場所でも遠距離撮影により、構造物の調査・診断を行います。
3.分析・試験
既設コンクリートから採取したコアやサンプルについて、分析・試験が必要な場合は別途ご相談ください。
※詳細分析・試験は外部委託となります。