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METHOD
水路ライニング工法

WATERWAYLINING METHOD

水路ライニング工法(靭性モルタルライニング工法)

靭性モルタルライニング工法は、直接一軸引張応力ひずみが0.5%以上で、複数微細ひび割れ特性を有した土木学会の「高靭性繊維補強セメント複合材料」を用いた表面被覆工法です。ひび割れ抵抗性・耐凍結融解性・耐摩耗性等に優れ従来のポリマーセメントモルタルの約2倍程度の長寿命化が期待できます。

made in 新潟新技術普及制度
登録No.28D1001 吹付けコテ塗り併用型靭性モルタル

特徴

01 割れたひび割れ抵抗性

 靭性モルタルは、多量に混入された特殊短繊維の架橋効果によりひび割れ抵抗性に優れ、乾燥収縮等によるひび割れがほとんどありません。また、 ひび割れ後においても、応力の低下が無く、ひび割れ幅はほぼ0.2mm程度に抑制されるため、ひび割れ後においても耐久性の低下がほとんどありません。

02 付着性

 靭性モルタルライニングでは、現在、最も有効であると評価されている表面処理方法として、ウォータージェット工法を提案しています。既設コンクリート表面の脆弱層を選択的かつ完全に除去するため、長期付着性を維持します。靭性モルタルは、この条件下において、プライマーを使用しなくても十分な付着性能を有しており、長寿命化が図れます。

03 耐摩耗性

 靭性モルタルは、特殊ポリマーセメントモルタルの使用により、耐摩耗性 が他の材料に比べ2~5倍程度優れています。また、ライフサイクルコストの縮減が可能です。

04 耐凍結融解・耐久性

 靭性モルタルは、多量繊維混入の架橋効果により凍結融解に伴う損傷や劣化が抑制されるため、凍結融解抵抗性に優れています。また、この材料は、劣化因子が浸透しにくく極めて高い耐久性を有しています。

工法手順

下地処理工
下地処理完了
材料攪拌
モルタル吹付け工
仕上工
石積み水路

施工事例

開水路
導水路トンネル
分水工