• HOME
  • 構造物補修・補強工法
  • 橋梁端部補修
METHOD
橋梁端部補修

BRIDGE END UNDERSIDE REPAIR METHOD

橋梁端部下面補修工法

 高架橋の床版端部はジョイント部からの漏水等により、コンクリート劣化が進行しやすく、合理的なメンテナンスが望まれます。
床版端部のような狭小空間を、特殊なウォータージェットシステムにより劣化部除去後、耐久性及びひび割れ抑制性能に優れた繊維補強セメント複合材を用いて、圧入充填工法と吹付け工法で断面修復を行う工法です。
維持補修が難しい床版端部を確実に修復し、構造物全体の耐久性を向上させる高度な技術です。

NETIS登録番号 HR-150005-A

施工フロー

ウォータージェットによる劣化部撤去

圧入・充填

材料吹付・左官コテ仕上げ

ウォータージェットシステムによる劣化部除去

特殊なウォータージェットシステムを採用することにより、従来のはつり工法では施工が不可能だった狭小空間の施工を可能にしました。スライド式の超高圧水噴射ノズルを搭載した、はつりロボットを遠隔操作し、確実・安全に狭隘部の劣化コンクリートを除去します。

施工部周辺のコンクリート健全部および既設鉄筋にはダメージを与えません。はつり完了後は、鉄筋周囲のコンクリート脆弱部が確実に除去され、非常に良好な洗われた施工面を得ることができます。

繊維補強セメント複合材による断面修復

劣化部除去後は、繊維補強セメント複合材を圧入充填工法と吹付け工法により断面修復を行います。繊維補強セメント複合材は、充填性に優れ吹付けにも適した材料です。従来のポリマーセメントモルタルに比べ、ひび割れ抑制効果及び中性化や耐凍結融解性等の耐久性にも優れています